2023年09月14日

[追想3]タイポグラフィ・シンポジウム(1998年)

5年という短い期間でしたが、日本タイポグラフィ協会の会員として、充実した活動ができたと思っています。主な活動として「タイポグラフィ・シンポジウム」と「タイポグラフィ・アカデミー」の企画・運営があります。
当時の日本タイポグラフィ協会には、協会内の勉強会のような委員会(東部研究会・西部研究会)はありましたが、外部に向けての活動はありませんでした。そこで「教育委員会」を立ち上げて、「タイポグラフィ・シンポジウム」と「タイポグラフィ・アカデミー」を開催しました。
「タイポグラフィ・シンポジウム」(1998年)は全3回開催しました。

第1回(2月13日)
「タイプフェイスとフォントはどこまで保護されるべきか」
第2回(6月16日)
「インターネット時代のタイポグラフィを考える」
第3回(12月4日)
「もう一度考えてみよう、タイポグラフィとは何か?」

いずれも、その当時議論になっていたテーマです。3回とも小冊子にまとめてありますので、今でも振り返ることができます。

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posted by 今田欣一 at 08:13| 活字書体打ち明け話・3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする