当時の日本タイポグラフィ協会には、協会内の勉強会のような委員会(東部研究会・西部研究会)はありましたが、外部に向けての活動はありませんでした。そこで「教育委員会」を立ち上げて、「タイポグラフィ・シンポジウム」と「タイポグラフィ・アカデミー」を開催しました。
「タイポグラフィ・シンポジウム」(1998年)は全3回開催しました。
第1回(2月13日)
「タイプフェイスとフォントはどこまで保護されるべきか」
第2回(6月16日)
「インターネット時代のタイポグラフィを考える」
第3回(12月4日)
「もう一度考えてみよう、タイポグラフィとは何か?」
いずれも、その当時議論になっていたテーマです。3回とも小冊子にまとめてありますので、今でも振り返ることができます。