2017年03月23日

白澤書体で写植文字盤をつくろう(三)

簡易文字盤「四葉」をもちいて写真植字用の文字盤をつくるというプロジェクト。書体見本の字種も、説明のためのサンプルとして文字盤にしておくことにした。

ネガフィルム作成
本来は原版(ボディサイズ12.75mm、15mmピッチ)にしてから文字盤用ネガフィルムを作成するのだが、今回は精度の問題から原字(ボディサイズ48mm)からダイレクトに文字盤用(ボディサイズ4.25mm、5mmピッチ)に縮小して、ネガフィルムに起こした。ネガフィルムの作成は、株式会社真映社に協力していただいた。

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簡易文字盤「四葉」に貼り込み
簡易文字盤「四葉」の裏から、ネガフィルムをずれないように注意しながらセロテープで貼り込んだ。簡易文字盤「四葉」は、株式会社文字道に提供していただいた。

hakutaku03-02.jpg

白澤書体文字盤の完成
簡易文字盤「四葉」を使用した「白澤中明朝体」「白澤太ゴシック体」「白澤太アンチック体」の集合文字盤の完成である。

hakutaku03-03.jpg

とりあえず白澤書体文字盤までは完成した。最終的には、この文字盤を写真植字機にセットして、テスト印字してみたいと思っている。
posted by 今田欣一 at 09:03| 事始◇ワークショップへようこそ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする