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[初心不可忘]白澤中明朝体
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2017年02月20日
[初心不可忘]原点にかえって
石井茂吉(1887−1963)は、写真植字機を普及させるために必要な書体として、1930年から1935年までに、本文用の明朝体(のちの石井中明朝体+オールドスタイル小がな)、太ゴシック体(のちの石井太ゴシック体+小がな)、それにアンチック体(和字書体のみ)を制作しています。
このうち「アンチック体」には漢字書体がありません。石井横太明朝体がこれに近いのではないかと思っています。
書体設計の学習用プログラムとして、オリジナルの書体を試作してみることにしました。その新しい漢字書体を「白澤」と名付けました。白澤中明朝体、白澤太ゴシック体、そして白澤太アンチック体です。
中国で有徳の王の時代に現れるという想像上の神獣「白澤」。麒麟、鳳凰とくらべるとあまり知られていませんが、わが国でも魔除けや災難除けの御札になっているそうです。
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白澤書体で写植文字盤をつくろう(三)
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posted by 今田欣一 at 21:02|
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