2015年10月18日

白澤書体で写植文字盤をつくろう(一)

簡易文字盤「四葉」をもちいて写真植字用の文字盤をつくるというプロジェクトのために、新しく試作しているのが「白澤中明朝体」「白澤太ゴシック体」「白澤太アンチック体」である。書体見本12文字について、フィルムに48mm角の原字でデザインしてみた。いずれはデジタルタイプに継承する可能性があると考えている。

白澤中明朝体

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写研・石井中明朝体と築地活版・五号明朝活字見本を結法の参考にした。

白澤太ゴシック体

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写研・石井太ゴシック体と築地活版・五号ゴチック活字見本を結法の参考にした。

白澤太アンチック体

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築地活版・五号明朝活字見本および五号ゴチック活字見本のイメージで、欧字書体のスラブ・セリフ体にあわせて、より現代的に解釈してデザインした。
posted by 今田欣一 at 10:54| 事始◇ワークショップへようこそ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする