2月5日午前11時頃、「ほしおさなえ先生トークショー&サイン会」のチケットを受け取るために櫻井印刷所を訪ねました。川越・札の辻の近くにある大正13年創業の印刷会社です。
このとき私は、場所が近いということで、「活版印刷三日月堂」の弓子さんのモデルは櫻井印刷所社長の櫻井理恵さんではないかと思いました。実際、「三日月堂ってここですか?」と櫻井印刷所を訪れる方が何人かいたそうです。
チケットの番号は005番でした。
川越市立美術館
2月16日午後16時少し前、川越市立美術館へ。
開館15周年記念特別展「生誕130年 小村雪岱―「雪岱調」のできるまで―」を、閉館の17時まで粘って見学。
川越スカラ座
コーヒー・ブレイクの後、午後18時過ぎに川越スカラ座に到着。
明治38年に寄席「一力亭」から始まり、川越松竹館を経て川越スカラ座へと引き継がれ、現在も街の映画館としてたくさんの映画好きが訪れているそうです。平成13年に閉館の危機がありましたが、NPO法人の運営となって復活しました。「活版印刷三日月堂」でもモデルとなっています。
当日いただいたノベルティは、活字版印刷によるコースター。柿本人麻呂の和歌ですが、「活版印刷三日月堂」の「月」、櫻井印刷所のかつての屋号、文星舎の「星」、川越スカラ座の舟橋一浩支配人の「舟」が入っています。
そして、櫻井印刷所の発行するフリーペーパー「kawagoe premium」の最新号。川越の街を紹介する内容で、日本タウン誌・フリーペーパー大賞の地方創生部門優秀賞を受賞されたそうです。
ほしおさなえさんのトークショー、というか櫻井印刷所の社長であり「kawagoe premium」編集長の櫻井理恵さんと川越スカラ座の舟橋一浩さんとの鼎談、すごくよかった!
ほしおさなえさんの『活版印刷三日月堂』第4巻、新しい小説『菓子屋横丁月光荘』(角川春樹事務所)、櫻井印刷所の「kawagoe premium」第7号、そして川越スカラ座の上映作品が楽しみです。そして、「學のまちkawagoe」の今後の活動も期待します。